このコースが届けるもの
風景写真を撮る上で、光と天候ほど重要な要素はありません。同じ場所でも、時間帯や季節、天候によって全く異なる表情を見せます。しかし、自然の条件は常に変化し、予測が難しいものです。このコースでは、そうした変化を理解し、様々な状況に対応できる力を身につけます。
8週間をかけて、自然光の性質、季節による変化、気象条件の読み方、劇的な空の撮影技術など、光と天候に関する知識を深めていきます。夜明けや夕暮れの実習を通じて、最も美しい光の時間帯を体験し、その瞬間を捉える技術を学びます。
コース修了後は、天気予報を見ながら撮影の計画を立てたり、予期しない天候変化にも柔軟に対応したりできるようになります。どのような光の条件でも、その場面に適した撮影判断ができる力が身についているでしょう。結果として、より一貫性のある質の高い作品を生み出せるようになります。
こんな経験はありませんか
美しい景色を見つけても、光の状態が思うようでなく、撮影をためらってしまうことがあるかもしれません。曇りの日や強い日差しの下で、どう撮影すればいいか迷うこともあるでしょう。また、夕焼けや朝焼けを撮りたいと思っても、そのタイミングをうまく捉えられないこともあります。
天気予報を見ても、実際の撮影にどう活かせばいいのか分からない。雲の動きや光の変化を予測できず、ベストな瞬間を逃してしまう。霧や雨など、特殊な気象条件での撮影に不安を感じる。そんな経験があるのではないでしょうか。
自然の条件は常に変化します。だからこそ、光と天候への理解を深めることで、様々な状況に対応できる力が必要になります。予期しない変化も、それを活かす視点を持てば、新たな撮影の機会となります。
このコースでの学び方
光と天候の理解コースでは、自然光の基本的な性質から始まり、季節や時間帯による変化、気象条件の影響まで、体系的に学んでいきます。太陽の位置、光の質と方向性、色温度の変化など、光に関する理論的な知識を身につけます。
季節ごとの光の特徴を理解し、それぞれの時期に適した撮影アプローチを学びます。春の柔らかな光、夏の強い日差し、秋の温かみのある光、冬の澄んだ空気感。それぞれの季節が持つ独特の光を、効果的に捉える方法を実践的に学習します。
気象条件の読み方も重要なテーマです。天気予報の見方、雲の種類と動き、気圧配置と天候の関係など、撮影計画に役立つ知識を習得します。また、霧、雨、雪など、特殊な気象条件下での撮影技術も学びます。これらの条件は撮影の障害ではなく、独特の雰囲気を生み出す機会となります。
劇的な空の撮影は、このコースの重要な要素です。朝焼けや夕焼けの色彩、雲の表情、嵐の前後の光など、印象的な空を効果的に捉える技術を学びます。夜明けと夕暮れの実習では、実際にその時間帯の光を体験し、最良の撮影タイミングを体感します。
8週間の学習体験
第1-3週:光の基礎理解
最初の3週間では、自然光の基本的な性質と特徴を学びます。太陽光の質、方向性、色温度、時間帯による変化など、光に関する基礎知識を体系的に習得します。
実習では、異なる時間帯の光を観察し、その特徴を理解します。順光、サイド光、逆光など、光の向きによる表現の違いも実践的に学びます。
第4-5週:季節と気象の理解
中盤では、季節による光の変化と気象条件への理解を深めます。季節ごとの光の特徴、天気予報の活用方法、雲の種類と動きの観察など、撮影計画に役立つ知識を学習します。
特殊な気象条件での撮影技術も習得します。霧、雨、雪など、通常は避けがちな条件を活かす方法を学び、独特の雰囲気を持つ作品を創る力を養います。
第6-8週:実践と応用
最後の3週間は、これまでの学びを実践に活かします。劇的な空の撮影技術、夜明けと夕暮れの実習、予期しない条件への対応など、より実践的な内容に取り組みます。
複数回の夜明け・夕暮れ実習を通じて、ゴールデンアワーとブルーアワーの光を体験します。実際の撮影現場で、学んだ知識を統合し、総合的な撮影判断力を養います。
忍耐力と準備の大切さ
風景写真において、最良の光を待つ忍耐力と、様々な条件に備える準備は欠かせません。このコースでは、技術だけでなく、自然のリズムに合わせる姿勢と、予測不可能な要素に柔軟に対応する力も養います。
コースへの投資について
この金額は、光と天候への深い理解を得るための投資です。自然条件は常に変化しますが、その変化に対応できる力を身につけることで、どのような状況でも質の高い撮影ができるようになります。
コースに含まれるもの
- 8週間の週次セッション(各2時間、合計16時間の指導)
- 5回のフィールド実習(様々な光と天候条件での撮影)
- 3回の夜明け・夕暮れ実習(最良の光を体験)
- 個別作品レビューとフィードバック
- 気象情報活用ガイド(撮影計画に役立つ資料)
- オンライン学習プラットフォームへのアクセス
- 教材一式(光と天候に関する専門資料)
- メールによる質問サポート(コース期間中)
- 修了証書の発行
お支払いについて
一括払いのほか、2回の分割払い(初回¥85,000、2回目¥83,000)も承っております。お支払い方法についてのご相談は、お気軽にお問い合わせください。
学習効果と期待できること
このコースは、風景写真家として活動する講師陣の経験をもとに構成されています。長年の撮影活動を通じて蓄積された、光と天候に関する実践的な知識を体系的に学べます。これまでの受講者からは、「様々な条件下でも安心して撮影できるようになった」という声を多くいただいています。
8週間という期間で、光と天候に関する基礎から応用まで学びます。夜明けと夕暮れの実習を複数回行うことで、最良の光の時間帯を実際に体験し、その瞬間を捉える感覚を養います。季節の変化も考慮したカリキュラムにより、幅広い条件への対応力が身につきます。
コース修了後は、天気予報を見ながら撮影計画を立てたり、現場で光の変化を予測したりできるようになります。予期しない天候変化にも柔軟に対応し、その状況を活かした撮影ができる力が備わっているでしょう。結果として、様々な条件下で一貫性のある質の高い作品を生み出せるようになります。
技術の習得には、積極的な参加と実践が重要です。週次セッションでの学習、フィールド実習での体験、そして自主的な撮影練習を通じて、光と天候への理解を深めていくことができます。
安心して始めていただくために
コースへの参加を検討されている方には、無料相談の機会を設けています。コースの内容、夜明け・夕暮れ実習のスケジュール、天候不良時の対応など、気になることがあればお気軽にお問い合わせください。あなたの撮影経験や目標を伺いながら、このコースが適しているかどうかもお話しさせていただきます。
受講開始後、最初の2週間以内であれば、コースが期待と異なる場合は全額返金いたします。実際に学習を始めてみて、内容や進め方が自分に合わないと感じた場合は、遠慮なくお申し出ください。
夜明けや夕暮れの実習は早朝や夕方の時間帯になりますが、無理のないスケジュールで実施します。実習日程は受講者の都合を考慮して調整しますので、ご相談ください。また、天候不良で実習が中止になった場合は、別日に振り替えを行います。
次回開講予定
2025年12月7日(土)開講予定
毎週土曜日 10:00-12:00(全8回)
フィールド実習:日曜日および早朝・夕方(日程は開講後に調整)
定員:8名(少人数制)
受講までの流れ
お問い合わせ
下のフォームまたはお電話でお問い合わせください。コースについての質問や相談にお答えします。
無料相談(オプション)
ご希望の方には、対面またはオンラインでの無料相談を実施します。コース内容の詳細説明や、個別の質問にお答えします。
お申し込み
受講を決められた方は、申込書に必要事項をご記入の上、お手続きをお願いします。お支払い方法についてもご案内します。
オリエンテーション
開講前に、コースの進め方や実習スケジュール、気象情報の活用方法などについてご説明します。
学習開始
8週間の学習が始まります。週次セッション、フィールド実習、夜明け・夕暮れ実習を通じて、光と天候への理解を深めていきます。
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